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何才からビラを渡すのか

街頭活動でビラ配りをしていて、相手が何才くらいだったらビラを差し出すのか。

けっこう、政治家でも、スタッフでも、意見が分かれるところ。

これまでは、「20歳くらい」という人が多かっただろう。
そこにきて、18歳選挙権。
だから、18歳から。
と、変わってくるのだろう。
私の場合、
中学生から。
文教委員会でも、よく主権者教育(※)の議論の中で、「高校で模擬選挙」とか、そんな話も出ているけど、私は中学生を視野に入れてほしいと思っている。
当選後、ビラ配りしていて思った。
あ、私の次の選挙、四年後の選挙には、今の中学三年生は、みな選挙権があるのだと。
ということは、彼らがその投票において、まっとうな投票行動を取るには、現職候補が前の任期中(4年間)にどんな活動をしてきたのか、知っておいた方がいいに決まっている。
地道な活動を続けてきたか、それとも、選挙前だけやっているのか。
何を訴えて、何をなしてきたのか。
だから、私は、中学三年生には、私の4年間のうちの1年目を、厳しい目で見てほしいと思うし、だからビラも見てほしい。
むろん、他の現職議員にも、同様の視線を向けてほしい。
私の選挙活動、あるいは政治活動のためでもあるが、何より、彼らが考えて投票をし、主体的な主権者となるために。それによって政治と社会がよくなるために。(大げさだけど、そのための小さな一歩として)
さらに言えば、その予行演習として、中学一年生くらいには、政治に関心を持ち始めてほしい。
だから、私は、中学生にはビラを差し出す。
よって、主権者教育(※)も、中学生三年生くらいにはしっかりやって、「どういった視点で議員をチェックすればいいか」とか、学べたらいいと思う。
子どもの目は騙せない。
厳しい目の中高生が増えたら、議員ももう少し、ピリッとすると思うな。
(※)このブログで言う「主権者教育」とは、狭義のもので、「どうやって選挙をするか」という類のもの。「広義の主権者教育」、つまり、「自分が社会の一員であること」「社会に対して、権利と義務があること」なんてのは、さらにもう少し早く始めていいと思う。
堺市議会議員  ふちがみ猛志
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