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国民の権利を軽んじる投票所の運営

一昨日、堺区役所で期日前投票してきた時のこと。
最高裁判事の国民審査する参考情報として、私はこの画像をスマホに入れていました。
10人の判事が注目された裁判で、どのような判決を出したかの一覧です。
私が衆議院議員の小選挙区の投票を終え、国民審査の投票用紙をもらい、ポケットからスマホを出してこの画像を確認しようとした瞬間、それは起こりました。
「スマホの利用はご遠慮ください」
とスタッフから制止されたのです。
投票所で電話したり、何か通信をしたりすると、外部から圧力を受けて、選挙の自由が阻害される恐れがあるため、それを制限するというのならばまだ分かります。
しかし、私は画像を見ようとしただけで、それを制止されたのです。
そもそも、10人の最高裁判事の〇×など、記憶できるはずもなく、何らかの形でメモを持ち込まざるを得ません
事前に「スマホ持ち込み禁止」というアナウンスがあったならばまだしも、そのようなことは一切ありませんでした
その場で法的根拠を確認しましたが、市職員とおぼしきスタッフは、「わからない、全国でそうなっている」という答えで、「遠慮してもらっている」の一点張り。禁止理由すら言えない有様でした。
私は猛抗議の末、スマホを見ることを認めさせましたが、一足早く投票していた妻は、まったく同じ理由で、各判事の情報を把握することができず、「国民審査」という大事な権利を適正に行使することができませんでした。(なんとなくで審査せざるを得なかった)
さらに驚いたのは、その翌日です。
堺市選挙管理委員会にこの件で抗議に行ったところ、「スマホ利用を禁止するマニュアルはない」「そのような指示はしていない」と言うのです。
ではなぜ、私や妻は制止されたのか。
少なくとも、私は2名のスタッフから制止されましたから、堺区役所の期日前投票所では「スマホ禁止」とスタッフに周知されているものと推測されます。
選挙管理委員会には原因を調べることと、「スマホを見る行為は禁止されていない」ということを各投票所に周知するよう求め、選管は応じました。
ちなに、私のこのやり取りの数時間後、知人があえて投票所でスマホを見たところ、制止されることもなかったようで、「スマホOK」がちゃんと周知されたのではないかと思います。
それでもおそらく、同じようなことで適正な審査ができなかったのは、私の妻だけではないと思います。
これが投票日ではなく、この時点(期日前投票4日目)で気づき、是正させられたことだけは、よかったかと思います。
悪気はないのでしょうが、市職員自身が、「なぜそのルールがあるのか」、その根拠を理解せずに業務にあたっていること、国民の大事な権利への理解が乏しいことが、残念でなりませんでした。
堺市議会議員ふちがみ猛志
意見・提案