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堺市長選挙が始まりました

3日前から堺市長選挙が始まっています

https://news.yahoo.co.jp/articles/00cbf92fe4d619127c858ac2a78266c092af9a37

※堺市長選を報じる朝日新聞デジタル

投票日は6月4日(日)、14日間におよぶ選挙戦の、今日が4日目です。

堺と市民の将来を左右する選挙

どの選挙もそうなのですが、私が一番お願いしたいことは「必ず選挙に行ってください」。とにもかくにも、そのことに尽きます。

大げさでなく、今回の市長選挙は堺と市民の将来を大きく左右する選挙です。

 

もちろん結果がどうなろうと、急激にまちがよくなったり、逆に悪くなったりするわけではありません。しかし、市民に一番身近な基礎自治体のやること、なすことは、『確実に』市民の人生に影響を与えます

 

ほんのごく一例に過ぎませんが、永藤市長が2年間ストップさせた第二子の保育料無償化。一番影響の大きな方で、約160万円もの負担増です。人生設計に影響が出ないわけありません。

一方、これで約14億円の財源を浮かしたわけで、これで何か別の影響を与える事業ができるかもしれません。

ストップさせたことの良し悪しではなく、「影響がある」ことを知ってほしいと思います。堺市の年間予算は7800億円にものぼりますから、その影響は広く、また時として非常に大きなものとなります。

 

候補者を比較するのは簡単なこと

選挙に行かれない方の理由としてよく聞かれるのが、「違いがわからない」です。

 

でも今回の候補者はたった二人!比較も簡単です!

しかも、うち一人は現職です。

つまり、この4年間を振り返り、「堺市はよくなった!この調子で!」と思う方は現職の永藤さんに投票されるといいと思います。

「いや、よくなっていない!変わるべきだ!」と思う方は新人の野村さんに投票すればいいと思います。

もちろん、「よくなったけども、野村ならもっとよくなるはず」とか、「悪くなったけど、市長が変わればもっと悪くなるかも」とか、色んなパターンも考えられるわけですが、とりわけ「違いがわからない」という方々は、『まずは』それくらいシンプルに捉えてもらえばいいと思います。

 

私は野村ともあき候補を応援します

このブログをご覧の方はご存じでしょうが、私は野村ともあきさんを応援し、当選に向けて全力で取り組んでいます。

 

その大きな理由は、

1、永藤市長の4年間を評価できないから

2、財政運営の考え方が永藤市長とは違い、野村候補と同じだから

です。(細かい理由を言い出せばキリがありません。)

 

そうです。まさにこの「永藤市政の4年間の評価」と「財政運営の考え方」が、私はこの選挙の大きな争点だと思っています。

 

この「4年間の評価」については細かい点も含め、今後のブログで述べていきます。

今回のブログでは「財政運営の考え方」だけ触れたいと思います。

 

財政運営の考え方

すごくシンプルに言えば、

永藤市長は、「将来のためにお金を取っておこう」という財政運営でした。

逆に野村候補は「将来のためにも今、ちゃんとお金を使おう」という考え方です。

 

果たしてこれはどちらが正しいのか、学者でも意見が分かれるところでしょう。

 

私は、野村候補の「将来のためにも今、ちゃんとお金を使おう」が正しいと思っています。

 

基本的に、自治体(行政)の役割は「預かった税金を住民サービスとして『返すこと』」です。「貯めること」ではありません。

自治体間の住民サービス合戦が激しくなる中で、誰も「返してくれない自治体」を選ぶわけはありませんし、定住人口が集まらなければ、税収も先々減少し、ますます苦しくなっていくに決まっています。

※野村ともあき市政報告チラシより一部抜粋

野村氏が目指すのは、真逆の好循環です。

 

また、我が国の交付税制度(自治体が最低限必要とする経費は国が措置する)や、自治体の主な税収である市民税や固定資産税が急変しづらいことを考えると、将来の財政について「過剰に」ビクビクしなくともよいのです。いっとき赤字が出ても、中長期で解消していけばいいのです。

 

財政危機でもないのに危機だと大騒ぎし、過剰にビクビクして、削る必要もないサービスを削りまくり、中には市民との約束を破ってまで削り、堺市の評価、市民の政治への信頼を損ねてしまった。そして、巨額のお金を使い残した。

 

それが、永藤市長でした。明らかな判断ミス、明らかな失政です。

このことについても、詳細は追ってブログで詳述しますが、過去には動画でも触れましたのでぜひご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=yMLUq8k3NTE

 

ぜひ政策論争を!

これまでの3日間の各陣営の発信を見ていると、政策論争に乏しいことが残念でなりません。

 

この間、野村候補は主にこの4年間の財政運営の問題を指摘し、小学校給食の無償化をはじめとする自身の政策、住民サービスの拡充について訴えています。

一方で永藤陣営が主に訴えているのは、選挙日程が統一地方選でなくなったことへの批判や、様々な立場の人が野村候補を応援していることへの野合批判です。

 

選挙日程を決めたのは独立した組織である選挙管理委員会であり、野村候補の批判に使うのは筋違いもいいところです。野村氏は選管委員の推薦にすら関わっていません。

また野村候補は党の公認はおろか、どの党にも推薦依頼しておりませんし、現に推薦・支持はもらっていない完全無所属候補です。一方、応援する側に目を向けても、一人しか通らない選挙に二人しか立候補していないわけですから、どちらかいい方、あるいはマシな方を応援するのは当然です。

 

そんなことを批判するよりも、堂々と4年間の実績を訴えればいいのです。現職なのですから。

 

果たしてこの4年間の財政運営や、相次ぐ住民サービスのカットが正しかったのか。

私は政策論争が深まることを期待していますし、どちらが勝つにせよ、それが次のよりよい4年に繋がると確信しています。

そして、私も一方の陣営にいる者として、政策論争に参加していきたいと思います。このブログも、そのつもりで発信していきますので、ぜひご注目ください。

 

 

堺市議会議員ふちがみ猛志

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