大阪刑務所
大阪刑務所を視察させて頂いた。
私の選挙区にある施設でありながら、あまりに遠い施設。
年に一回行われるイベント、矯正展で、見学したことはあったけど、見られる範囲はごくわずか。
昨日の視察では、実に隅々まで見させて頂き、非常に貴重な体験となった。
何というか、まあ、、、
超非日常空間。
何とも言えない気分になる。
それでも、結局はこれが社会の縮図なのかなと。
刑務所にも押し寄せる、超高齢化社会。介護の問題。
国際化社会。言葉や文化の問題。
当然、体罰は許されないわけであるが、ゆえに「どうせ殴られまい」と、受刑者に食ってかかられる刑務官は、昨今の荒れた学校の教師と生徒のよう。
色んな話を聞くにつれ、現場の苦労が身に沁み、頭が下がる思い。
そんな刑務所に、堺市の議員が何をできるのか。
一つは、刑務所と福祉の連携であり、
もう一つは、出所者の就労支援だろう。
出所者の再犯防止には、何といっても生活の再建。
生活さえ成り立っていれば、再犯率はグッと下げられるはず。
まちの安心・安全を考える、非常にいい機会となりました。
堺市議会議員 ふちがみ猛志