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子どもの目線と大人の目線

私の好きな場所。

堺旧港です。

まさに堺の歴史が始まった、港。
(中世の頃の位置とは少し違いますが)
ウッドデッキもあり、とても気持ちのいい場所です。
…と思っていたのですが、このウッドデッキに問題が!!

このように随分痛んで、割れて尖っているところがあったり…、

シンデレラの意地悪な継母気分で、スーッと指でこの木をなぞると、

この通り!

トゲが刺さります。
私は普段は歩くか、せいぜい座るだけだから気づきませんでした。
おそらく、多くの大人が気づかないことでしょう。
この話、ここで遊んだ小さなお子さんたち(の保護者)から寄せられたのです。
ここで遊んで手がトゲだらけになってしまったのだと。
小さな子どもだから、手をついてあそぶし、色んな触り方もするから、そうなってしまうのでしょう。
そのお子さんたちは「船が見たい」と、いつもここに来たがるそうです。お気に入りの場所なのに、それが残念で、、、と。
改善策を講じるかどうか、
講じる場合はどうするか、
それはこれからです。
でもつくづく、目線が変わるとずいぶん物事は変わるもんだと思い知りました。
子どもの目線、
大人の目線、
あるいは、
高齢者の目線、
障害者の目線、
外国人の目線、、、、
このウッドデッキに限らず、あらゆるものについて、見る人によって見え方が、感じる人によって感じ方が変わります。
だからこそ、私たち議員と行政職員は、
色んな人の声を聞くこと、
その人の立場で想像すること、
現場に行ってみること、
が大事ですね。

このウッドデッキの東隣には、広い市有地があり、ここに商業施設&ホテルができる予定です。

このウッドデッキにも出られるつくりになり、ここも今よりもうんと賑わうことでしょう。
今のうちから、色んな目線で、「誰もが憩える場所」になっているかどうか、チェックしていきたいものです。

堺市議会議員  ふちがみ猛志

 

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