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学童保育、一歩改善

堺市の学童保育が、プロポーザルの是非で盛んに議論されていますが、今回は別の話。

八月議会での補正予算で、プロポーザル以外に、もう一つ決まったことがあります。

それは、お盆休みと年末年始の休みについて。

これまで、堺市の学童保育(のびのびルーム、堺っ子くらぶ、美原のびのびルーム等)は、

お盆…8月12日~16日
年末年始…12月28日~1月5日

がお休みでした。

ところが、12月28日や、1月4日、5日は仕事だという保護者が多く、「どこに子どもを預ければいいんだ!」という声が根強くありました。

企業のお盆休み(夏期休暇)も最近は分散傾向にあり、必ずしも8/15前後に休みというわけではありません。
役所の休みは、お盆休みはナシ、年末年始の休みは12月29日~1月3日ですから、役所に勤めている子育て中の職員だって、困っているはずです。

「私は元旦でも仕事だ!」なんて人がいるかもしれませんし、求めればキリはありませんが、ここは同じ行政が提供するサービスとして、役所のカレンダーに合わせるのが、一番わかりやすいでしょう。
(逆に、なぜ今まで、役所と違うカレンダーだったのでしょうか・・・)

私はこのことを、今年の三月の文教委員会で取り上げ、是正を求めました。

その後、今回の八月定例会の補正予算で、学童保育も「お盆休みはナシ、年末年始の休みは12月29日~1月3日」とするための予算(委託料)が計上され、議会で可決されました。
(残念ながら、今年度は間に合わず、来年度からです)

小さな一歩かもしれませんが、また一つ、子育て世代、共働き世帯にとって、学童保育が利用しやすくなりました。

長期休暇中の開所時間については、今年度改善できました。
開所日数については、来年度から。

欲を言えばキリがありませんが、、、、時間や日数の問題は概ね解消したものと思います。
(一部の保育所と同様、平日20時まで、、という要望もありますが、全ルーム実施は困難で、別のアプローチが必要でしょう)

残る課題は、、、

・待機児童解消
・指導員の確保(育成、人数、、)
・スペースの確保
・バランスのある事業者選定

等々。

まだまだありますので、こちらも引き続き頑張ります!!

堺市議会議員  ふちがみ猛志

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