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好きにしたらよろし

堺市議会の議員控室のそばにある、喫煙室を廃止するか否かが議論になっています。
※下記リンク先参照
私の意見は…
好きにしたらよろし。
喫煙者で決めてくださいな。
です。
私は全くタバコを吸いません。
かなりの嫌煙家です。
「だったら廃止でしょ!」と思われるかもしれませんが、この喫煙室に関しては、完璧に分煙ができています。
空調もかなりしっかりしていて、私たちが往来するエリアからは距離があり、すりガラスで喫煙している様子も見えません。
いま話題のiQOSですら匂いが気になってしまう私も、この喫煙室が気になったことはありません。
かと言って「存続を!」とも思いません。
喫煙者同士で決めればいいと思うのです。
別に廃止しようが、存続しようが、市民にとって何の得にもならないし、逆に、損になる話でもありません。
「議員特権だから廃止すべき!」なんて意見もありますが、私は使ったこともないしねぇ、、、
そんなことより、
さんざん政務活動費を不正使用したのに、議員の座に居座ったり、
政治的思惑だけで碌な準備もせずに、議会に条例案や意見書を出して、議会全体の労力を割いたり、
一方で議会でやるべき討論から逃げたり、
そんなことの方が、よほど無駄であり、議員としてどうかと思うわけです。
誰に迷惑をかけてるわけでもない喫煙室の話より、わけのわからんことが起こっている議会の内情を改善することにこそ、私は注力したいと思うわけです。
念のために言いますけど、私は「喫煙室の存続」を望んでるわけではありません。
私は喫煙者の気持ちがわからないし、一方で嫌煙家としても迷惑に感じたことはないし、特段の税金がかかるわけでもない(空調の電気代はかかりますが、撤去費用に比べれば、ごくわずか)のだから「好きにしたらよろし」なのです。
むしろ、こうしたことで、議会改革の本質、真の問題がはぐらかされることを危惧します。
まあ、、、、
あえて。
強いて、「強いて」、言うならば。
私たち議員は、時間に拘束されていません。
好きな時に登庁し、好きな時にタバコを吸い、好きな時に役所を離れます(議会のある時以外は)。
そんな議員に用事のある職員さんは、議員を捕まえるのに、苦労されています。
「○○議員はいらっしゃいますか?」と控室に来られ、「タバコやと思います」なんてやり取りは、しばしばあります。
もし、廃止になったら、喫煙スペースが一階の庁舎外になるので…、そんな時に、職員さんが待つ時間が、現状2.3分だったのが、10分くらいになるんだろな…。
と思ったり。
そして、主に職員さんが使う、一階の庁舎外の喫煙スペースを、議員も使うようになると、出くわした職員さんは気が休まらなくなるだろうな…。
と思ったり。
ま、これも些細なことかもしれませんが、そんな懸念は少しあります。
繰り返しますが、私の結論は、、、
好きにしたらよろし。
喫煙者で決めてくださいな。
それと、
廃止されたら、ちょっと困る職員さんもいるだろな。
であり、
議員なら、もうちょっと違うことに注力したいな。
です。
そのためにも、もっかい言いますけど、
喫煙者で、「早く」決めてくださいな。

堺市議会議員   ふちがみ猛志

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