持続化給付金の申請が始まります
4月30日、本来ならGW真っ只中ですが、ガマンウィークですね。抜けるような青空が忌々しくも感じます。
さて、明日5月1日からは「持続化給付金」の申請が始まります。おそらく、大半の事業者が関係あるであろう制度ですから、よくよくご確認ください。
持続化給付金とは、新型コロナウィルス感染症によって影響を受け、事業の持続に困難をきたしている中小企業や個人事業主に対して、政府から現金が給付される制度です。
給付金額（上限）は、
法人が200万円、個人事業者が100万円
事業規模にもよりますが、それなりにまとまったお金だと思います。条件は以下の通りです。
①2019年12月末までに開業していて、事業の継続の意思があること
②2020年1月以降、新型コロナの影響で、前年同月比で事業収入が50％以上減少した月があること
です！
2019年1～12月と、2020年1～12月を比べて、半減以下になっている月があれば対象となります。このコロナ禍ですから、そりゃぁ、大半の事業者さん、特に飲食関連はほぼこれに当てはまるでしょう。
残念なのは、「2019年中に開業」という条件があること。開業の途端にこのコロナ禍に見舞われた方は、本当にお気の毒ですし、そんな方が対象外になっているのは、政治の側の人間として悔しい思いです（国の制度なので、どうしようもなく、、）。
とはいえ、これで一息つけるという事業者さんも少なくないと思います。
これは、よく報道されている、自治体の休業要請に応じた時にお金がもらえるという制度、「休業要請支援金」とは別です！「うちは、休業してないし、関係ないわ」なんて思わないでくださいね！
申請はオンラインで可能です。添付書類はスマホ写メでもOKです。4月の会計資料は、売上台帳だけで可能です。詳細は、以下URLをご参照ください。
なお、この持続化給付金だけでなく、様々な制度が現在進行形で作られています。
〇休業要請支援金50万円
4月21日以降、休業や、自治体の要請に応じて短縮した事業者が対象で、大阪府ではすでに受付が始まっています！
〇市民1人あたり10万円
これもよくご存じですよね。堺市でも、5月中を目標に給付予定、連休明けにも申請書が届くと思います。
〇雇用調整助成金（の拡充）
従業員さんがいて、雇用保険に入っている事業者は要チェックです。
〇家賃減免・猶予に対する支援
固定資産税の減免等、関連法令の整備が進んでいます。オーナーさんはぜひご検討ください。店子さんも交渉してみてください。
その他、融資制度や、国会で議論中のもの、たくさんあります！
不明な点は、メール（ takeshi@fuchigami.info ）、LINE＠（ ID: @osz7708b ）、FAX（ 072-320-0103 ）でお問合せください。制度が日に日に変わっているので、すぐにお答えできない場合もありますが、できる限り速やかに返答いたします。
本当に大変な状況が続いていますが、諦めずに、使える制度はどんどん使ってください。そして、「これが足りない！」と思うもの、どんどん政治に伝えてください！
すべてが叶うわけでは決してありませんが、現に、そうした声で「市民1人あたり10万円」も作られたわけですから。制度の良しあしではなく、「声が届くこともある」「声をあげなきゃ、変わらない」、そこが大事です。もちろん、私もその政治への窓口の一つですから、とりわけ堺市がやるべきことについては、どんどん私にも言ってくださいね！お待ちしております！
堺市議会議員ふちがみ猛志