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政治的中立性って?

「政治的中立性」という言葉に、萎縮しまくっている、昨今の教育現場。

そんなことも、私の恩師が取り上げられた、今朝の毎日新聞朝刊に載っていました。
もちろん、「政治的中立性」は大事です。
でもそれは、「政治について授業で取り上げてはいけない」なんて話では、全くないわけです。
そういえば、その恩師の授業では、ディベートもやりました。
私がやった時のテーマは、
「自衛隊は合憲か、違憲か」
でした。
もちろん先生がどちらかに導くわけではなく、生徒もそれぞれの主義主張は度外視して、機会的に「合憲チーム」と、「違憲チーム」に振り分けられ、ルールに従ってディベートするわけです。
すごく印象的な授業でしたが、、、
こんな授業ができる先生は、ほんとに少なくなってしまっているのではないでしょうか。
おそらく、今ならどこからかクレームが来るかも…。単なるディベートなのに。
憲法のこと。
しっかりと本質を教えてもらいたいものです。
政治のこと。
生徒たちからそれを遠ざけるのではなく、自分たちの問題として、しっかりと考えられるように導いてもらいたいものです。
決して萎縮しなかった恩師の活躍を新聞で見て、改めてそう思いました。

堺市議会議員  ふちがみ猛志

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