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「イクメン」を死語に!

今の世間の感覚では、私は「イクメン」に該当するのだと思います。

実際によくそう言われますし、私自身も、それを否定はしません。
保育園の送りも、迎えも、ほぼ毎日してるし、
平日でも、夕食をつくる日の方が多いし、
子どもをお風呂に入れるのもそんなかんじで、
土日も、必ず一回は子ども3人を連れ出して、ママの休息を取ってもらうようにしてるし、
他にも、あれこれ育児も、家事もやっているわけですが、、、
それでも、その「イクメン」が、死語になればと、強く思います。
だって、、、
「育児をする男性 = イクメン」、、、
当たり前でしょ?
「育児をする女性」を、「イクママ」とか、「イクジョ」とか言いますか?
当たり前すぎるから、そんな言葉はないのです。
私はけっこうやってる部類に入ると思いますが、だからと言って、「育児・家事の総量」の半分以上をやっているわけではありません。
明らかに、妻がやっている部分の方が大きいわけです。
勤務形態が違うので、一概に比較はできませんが、私が「イクメン」という言葉を使って褒められることがあっても、妻が「働きながら、育児・家事の半分以上をやっている」ということを、第三者に褒められることは、ほとんどありません。
(あるとしても、「議員のサポートって大変よねぇ」という類が大多数)
「イクメン」という言葉は、「男性の育児」に世間の目を向けるキッカケを作ったという意味で、大変な意義があったと言えるでしょう。
しかし、巷でその「イクメン」がそれなりに見られるようになった今、「イクメン」という言葉は、その社会的意義を全うしたのではないでしょうか。
世間では、
「ママが育児を一身に背負うこと = ワンオペ育児」
「育児・家事をしない夫 = ブラック夫」
なんて言葉も出始めていますが、いずれにしても、
男性も育児をするのが当たり前
女性だけがして、男性かしないのが少数派
とならないといけませんね。
母の日にあたり、母やら、父やら、子育てやら、あれこれ考えてつつ、徒然なるままに綴りました。

堺市議会議員  ふちがみ猛志

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