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証言拒否の裏にある真実

作ってもいないチラシ等々で、一千万円以上の政務活動費を不正に使用した、維新の会の小林よしか議員の証人尋問が行われ、私も調査委員会の委員として、質問に立ちました(色々な意味で、本当に疲れました…)。
その様子は、関西の情報番組では大々的に取り上げられたので、ご存知の方も多いでしょうが…
計21回の証言拒否。
法的には、「刑事訴追の恐れがある時」は証言拒否できます。重要なことは何一つ話さない姿に、「尋問をやる意味があったの?」という声も聞こえますが、彼女は「真実を話すと刑事訴追されます」と言っているのと同じで、この問題に犯罪性があるのを認めたようなものです。
私を含め、多くの議員、そして議会事務局の職員が膨大な労力を、この委員会に費やしています。そういった間接経費まで含めて試算したならば、彼女の行為による損失は、とんでもない額になるでしょう。
証言できない、犯罪性のある事実の存在を認めた以上、彼女は一刻も早く、議員の職を辞すべきだと考えます。
それにしても。
彼女に関するテレビ報道、ネット記事には、たいてい「美人市議」あるいは「美人すぎる市議」というキャッチコピーがつきます。
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そもそも、メディアがこうして、容姿で議員をもてはやしてしまうことが、不勉強で不届きな議員が次々誕生する、原因の一つではないかと思えてなりません。
堺市議会議員  ふちがみ猛志
意見・提案