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高校生みらい議会が開催!

 

一昨日の土曜日、堺市在住・在学の高校生40人を招いて、「高校生みらい議会」が開催されました。

普段、私たちが座っている議員席に高校生が座り、私たちは理事者席(市長はじめ行政側の席)に座っての、議会報告から始まりました。

なぜ、議会や選挙が必要なのか?
高校生に関わる取り組みはどんなものがあるか?
などなど、堺市議会から高校生の皆さんに紹介しました。
第2部では、12のテーブルに分かれ、
・堺のまちづくりについて
・堺の観光について
の2つのテーマで意見交換を行いました。
正直言えば、始まる前は、高校生ですから荒唐無稽な意見もでるかと思っていましたが、生活実感のある、地に足のついた意見が多く感心しました。
特に、私たちよりも普段自転車に乗る機会が多いからか、自転車の走行環境に関する意見がたくさん出て、大変参考になりました。
また、つくづく実感したのが、情報発信の大事さです。
「こんなことができたらいいのに!」
という高校生の意見は、その多くが実は「もうやっている」のです。
やっているのに、それが市民に伝わっていない。
やっている方向性は間違っていないのに、とてももったいないことです。
これは、私も度々議会で指摘してきたことで、改めて情報発信のあり方については、次の議会で取り上げたいと思います。
いずれにせよ、市民、とりわけ政治への関心が薄いと言われる若い方々と、こうして意見交換できる機会があるのは、大変ありがたいですし、また、「開かれた議会」として大変重要です。
「市民と政治との距離は、政治の質に直結する」と私は思っています。
市民が政治を身近に感じ、目を向ければ向けるほど、政治の質は高まります。
無関心になればなるほど、劣化します。
それを、市民の側の責任として課すのではなく、私たち政治の側の人間が、どんどんこういう機会を作り、自らを高める機会にしていきたいものです。

※意見交換の結果を総括発表する私

堺市議会議員  ふちがみ猛志
意見・提案