センセイ2
私は仮に議員になれたとしても、「センセイ」なんて呼ばれたくない。
…と、前のブログに書いた。
別に人にモノを教えていないし、あくまで市民の代弁者であって、偉い身分ではないし。
しかし、私自身、秘書時代に議員の方々のことを、たいてい「センセイ」と呼んできた。
秘書だから、相手の議員の名前は知ってるし、「名前を覚えてないから、とりあえず」みたいな話ではない。
なぜか?
もちろん仕事で、秘書という立場だから、
というのもある。
秘書は我を通す仕事ではないからだ。
とりあえず、上司以外の議員も立てる。
しかし、そんな立場を度外視して、「なぜ、センセイと呼ぶか」、私なりの理由はいくつかあり、それは相手の議員による。
その分類は下記の通り。
①「センセイ」と呼びたくなる尊敬できる議員。あるいは、あれこれ自分に政治のことを指導してくれている議員だから。
②議員は「センセイ」と呼ばれるべきだと考えているし、そう呼ばれないといい顔をしない議員だから。
③たぶんそう呼ばなくてもよさそうなのだが、万一②だったら面倒で、そう呼んでおく方が無難だから。
④間違いなくそう呼ぶ必要はない、あるいは呼ばれたくないと思ってそうだけど、他人がその場におり、私が「⚪︎⚪︎さん」と呼ぶことで、その第三者が「渕上はうちのセンセイを舐めてんのか」、あるいは「さん付けで呼ばれるなんて、たいした議員でないのかな」と誤解されたら、その議員に申し訳ないから。
けっこう多いのは、③と④。
④はある程度仕方ない。
かなり多いのが③のケース。
「どっちでもいい」なんて思ってる議員ならまだしも、「呼ばれたくない」と思っている議員も、③パターンでそう呼ばれてることと多いはず。
どうだろうか。
議員全員に、妊婦マークみたく、「センセイと呼ばないで」マークを配る。
そして、いっせいのうで!でやめる。
ま、本来ならば、みんな①なら一番いいんだろうけど。
とにかく、誰でもかれでも、議員ならセンセイと呼ぶのは、どうかと思う。
ふちがみ猛志