自戒の念を込めて縦割り批判
この仕事をしていて、「役所って縦割りやなぁ」と思うことが、しばしばあります。
昨日の出来事を、つらつら思い返して、やはりそう感じました。
この時点では、具体的には書かないでおきますが(その出来事が落ち着いてから書くかも)、ある部局が必死になっていることを、別の部局は全く知らず、あるいは、まったく気にも留めておらず、うまく助けてあげられるチャンスを、みすみす逃すところだった・・・。という話です。
その「必死になっていること」がまた、全市的な重要課題であったわけです。
それが全市的課題であることくらい、当然、全職員が知っているはずと思っていたんですが、どうやら私の思い込みだったようです。
現場の職員さんを責めるつもりはありませんが、せめてマスタープランくらいは熟読してもらわねばなりません。
少なくとも、
課長級ならば、部全体、
部長級ならば、局全体、
局長級ならば、市全体。
最低限、一つ広い領域にまで視野を広げて、どんな取り組みがなされているのか、把握し、部局間連携ができないか、まして足を引っ張るようなことにならないか、ナイスアシストができるチャンスを逃しやしないか、意識してもらいたいものです。
なお、蛇足ですが、似たような話で、
市議会議員ならば、都道府県全体のため、
府議会議員ならば、国全体のため、
国会議員ならば、世界全体のため。
何ができるかを考えなければならないと思っております。
大阪府全体どころか、堺市全体どころか、選挙区全体どころか、その一部の校区・地元にしか目を向けられていない・・・。なんてことにならぬよう、職員さんへの縦割り批判に自戒の念を込め、視野の広い議員を目指そうと思います。
堺市議会議員 ふちがみ猛志