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関西1位!堺の子育て支援

私が竹山市政の施策のうち、最も高く評価しているのが「子育て支援」です。

 

私自身も、3児の父として、議員として、大変思い入れのある分野です。

 

堺市は、日経DUALの「共働き子育てしやすいまちランキング」で2年連続関西1位に輝いていた他、合計特殊出生率が5年で10%アップするなど、子育て支援の充実ぶりが様々な形で表れています。

 

では、どんな施策があるのか、いくつかご紹介したいと思います。

 

 

 

 

■子どものワンコイン医療

堺市では、「中学校3年生まで」「所得制限なしで」500円で医療が受けられます。

 

これは、竹山市政発足直後に、大阪府内で真っ先に始めた取り組みです。

 

いまや、大阪府でも多くの自治体がこれを取り入れ、決して珍しくはなくなってきましたが、「堺市に負けるな」と他自治体が追随したもので、それを踏まえれば、竹山市政の先進的な取り組みが、大阪府全体の子育て環境の向上に寄与したと言えるでしょう。

 

今回のマニフェストでは、これを「高校3年生まで」引き上げることが掲げられています。

 

 

 

 

■第3子以降の保育料の無償化

3人目以降であれば、「上の子の年齢に関わらず」、保育料も、幼稚園代も無料となりました。

政令市でも初の取組みで、私自身も大変思い入れのある制度です。

 

結婚している男女の多くが、子どもは3人を理想とすること、一方で、経済的な理由でそれを諦めて2人にする方が多いことが、統計上も明らかになっています。少子化対策として、これに対応したものです。

 

今回のマニフェストでは、これを「第2子にまで拡充」するとしています。

 

なお、維新の会が掲げる「幼児教育の無償化」と対比されることが多いのですが、こちらの方が優れた施策だと確信しており、詳細は、私の過去ブログを参照して頂ければ幸いです。

 

過去ブログ「幼児教育の無償化が、いい施策かどうか」

 

 

 

 

■豊富な保育士の加配

質の高い保育を実現するため、保育士の追加配置などに多くの補助をしています。

 

・「1歳児6人:保育士1人」を、「5人:1人」に。

・「45歳児30人:保育士1人」を、「251」に。

・勤務シフトを柔軟にするための追加配置

・朝夕担当の追加配置

・看護師の追加配置

・要配慮児、障害児の保育対策

・研修時の代替職員費

・産休の代替職員費

 

 

 

などなどです。このメニューの多さは政令市でもトップレベルです。

保育の量の問題(待機児対策)にばかり目が行きがちですが、こうした質の問題も大事です。

実際に私の息子がお世話になっている保育所も、担任以外のフリーの先生がたくさんいて、質の高い保育を提供してくれていますが、それはまさにこうしたメニューがあるからできるのです。

 

 

大阪市もかつては、1歳児が「51」でしたが、維新市政で待機児童対策を優先し、質を落として「61」にしました。

それでも待機児童は依然として325人です。

堺市は質も大事にしながら待機児童を減らし、現在31人です。

 

 

 

 

■産後ケアセンターの設置

産後うつに悩まれる女性が多くいらっしゃいます。出産後の、心身が不安定になりがちな時期に、ママと赤ちゃんで宿泊ができ、心身のケアや、育児のアドバイスが受けられる、産後ケアセンターが設置されました。

 

産後うつの経験で、2人目の出産を躊躇う方も多くいらっしゃいます。

 

堺市は、妊娠から出産、子育て、教育まで切れ目のない支援を進めています。

 

 

 

 

■訪問型の病児保育

「子どもが熱を出して保育所に預けられない、、でも仕事が休めない」。そんな時に頼りになる病児保育。

 

竹山市政で、病児保育が年々増え、2→5カ所となりました。

しかし、それでも広い堺市をカバーするのは難しく、そこで始めるのが、保育スタッフが自宅まで来てくれる「訪問型病児保育」です。

 

堺市はますます「共働きしながら子育てがしやすいまち」になっていきます。

 

 

■医療的ケア児の保育所

たん吸引や、経管栄養注入などの医療的ケアが必要な子どもは、保育所探しにも大変苦労されます。そもそも受け入れられる保育所が少なく、受け入れられたとしても、健常児との保育は、事故のリスクが心配です。

 

そこで堺市が始めるのが、「医療的ケア児のための小規模保育」。

目立つ施策ばかりでなく、陽の当らないところに光をあてる。そんな子育て支援が、竹山市政の特徴だと、私は感じています。

 

 

 

 

■子ども食堂事業

子どもの貧困が社会問題になっています。また、貧困でなくとも、子どもが一人で食事をする孤食や、インスタント食品などで済ましてしまうことが、子どもの成長や食育の観点で、大きな問題となっています。

 

そこで堺市が推進しているのが、子ども食堂事業。地域やNPOが運営する子ども食堂に、初期費用を助成したり、ノウハウや食材の提供を支援することで、開設を支援しています。

 

自治体としては全国初の取組みで注目されています。地域と子どもがつながっていくきっかけにもなるでしょう。

 

 

 

 

堺の子育て支援の取組みはまだまだありますが、そのうちの先進的な取り組みをいくつか紹介させてもらいました。

 

「子育てのまち堺」を標ぼうする竹山市政を、ご理解頂けましたでしょうか?

 

「少子化」は、大半の社会問題の根源にあるものであり、その対策こそが、最大の政治課題だと私は思っています。

そこにしっかりと注力し、大きな成果を上げてきた竹山市政は、その点だけでも、十分に支持に値するものだと思っています。

 

私も子育て世代の議員として、今後も子育て支援の充実に努めて参ります。

 

 

 

 

堺市議会議員  ふちがみ猛志

意見・提案