「成長」という真実
堺市長選挙において、維新の会が掲げているキャッチコピーが「停滞か、成長か」です。
「堺市は竹山市政で停滞している」、そして「維新なら成長させられる」という主張です。
果たしてそうでしょうか。
少なくとも、堺市は「着実に成長している」と私は確信しています。
もちろん、急に暮らしがよくなったりするわけではありませんから、市民の皆様には実感しにくいかもしれませんが、着実に各種指標が向上しているのです。
①合計特殊出生率アップ
この5年間で約10%アップし、1.36から1.49になりました。
全国平均1.45、大阪府平均1.39、大阪市1.26で、それらを上回るものです。
少子化こそが、この国の大半の社会問題の根源であると私は思っており、いかにして出生率を上げていくかは、大変重要な政治課題です。
堺市が大幅にこれを向上させられているのは、間違いなく竹山市政における、きめ細かな子育て支援の成果と言えます(竹山市政における主だった子育て支援策は別ブログにて)。
なお、大阪市はここ5年間横ばいでの1.26です。
子育て支援では、完全に堺市に軍配が上がります。
②全国学力テスト 政令市1位に!
長らく低迷が続く大阪の教育において、これは快挙と言えます。
全国学力テストの小学校算数Aで、堺市が全国の政令市で1位に輝きました!国語でも全国平均を上回るなど、
堺市の子どもたちの学力の向上が顕著です。
これは、竹山市政で始めた無料の放課後学習や、少人数学級の推進など、「低位層の底上げを図る取り組み」の結果です。
なお、大阪市は8科目中7科目で最下位。残り1科目もブービーです。塾代クーポンなどの政策に自信を持っているようですが、
結果はまったく伴っていません。そもそも公教育の役割を見誤っているのではないかと、私は思います。
③シニアにやさしいまち 大阪府1位に!
日経グローカルが選ぶ、「高齢化対応度」「シニアにやさしいまち」ランキングで、大阪府1位に輝きました。
この8年で、おでかけ応援バスの拡充や、地域でのいきいきサロン・ふれあい喫茶など、高齢者が元気でい続けられるための取組みが随分と広がっています。介護が必要になっても引き続き地域で医療や介護を受けられる取組み(地域包括ケアシステム)も、堺市は非常に進んでいます。
なお、大阪市は府内で17位です。堺市は高齢者にとっても住みよいまちです。
④企業の本社流入超過数 政令市2位に!
企業の本社機能が、大阪府からどんどんと流出しています。その中で、堺市は流入超過。5年間でプラス28社。これは、横浜に次いで、全国政令市第2位です!堺市を選ぶ企業が増えているのです。
中小企業支援・伝統産業支援や、投資促進条例の制定など、地道な取り組みの成果でしょう。
なお、大阪市は、マイナス468社。大変危機的な状況です。
⑤地価が4年連続上昇
堺市全体で公示地価平均が、4年連続上昇し、上昇幅も年々大きくなっています。堺東駅、堺駅の乗降客数も増えており、まちづくりが着実に進んでいます。
大阪市も、たしかに平均地価は上がっていますが、梅田、難波、阿倍野の上り幅が非常に大きい一方で、住之江、此花、大正、平野などは依然として下落しており、市内での格差が大変大きくなっています。
他にも、堺市の着実な成長を示す指標や、外部評価は多く存在します。
こうした「着実な成長」や、これまでも幾度となく述べてきました「健全財政」が評価され、米国格付け会社ムーディーズが、この堺市を国内自治体で「最高位」に格付けしています。
竹山市政での堺市の「着実な成長」。
その一部ではありますが、ご理解頂けましたでしょうか。
これらをもっと実感して頂けるよう、3期目の竹山市政で「着実な成長」を加速させたいと思いますし、私もその一助となれるよう頑張ります!
堺市議会議員 ふちがみ猛志