ミルク育児
三人目の子どもが生まれ、つくづく思うこと。
育児って、一回一回、違うなあということ。
兄弟構成や、その年齢差。
親の環境で言えば、仕事、夫婦それぞれの実家との距離。
ちなみに私は、その環境の両方が、三人で毎回変わっていのだが、
何といっても今回の一番の違いは、ミルクでの育児。
これまでの二人は完全に母乳育児で、我が家に哺乳瓶はなかった。
で、今回三人目は、完全にミルク。
妻の病気の治療の関係で、母乳を断念したのだ。
そのミルク育児、予想以上に大変。
いや、母親にとってはそれほど大きく変わらないかもしれない。
でも、父親にとっては違うなあ、と思う今日この頃。
私はこれまでも結構、育児に積極的だったのだけど、
当然おっぱいは出ないわけで、子どもが夜泣きしても、
「自分にはどうしようもないから、おっぱいあげといて~」が本音だった。
だけど、ミルクになった以上は、責任はフィフティーフィフティー。
三時間ごとに子どもはミルクを要求する。
それは夜中も同じ。
そんな細切れの睡眠で、疲れる、疲れる。
母乳の時は、この細切れの睡眠をずっと続けていたのかと思うと、
妻の苦労に敬意と感謝である。
他にも、夫婦の健康状態や、経済状況、いろんな要素で育児は変わる。
もちろん、子どもの健康状態が良くなければ、本当に大変だろう。
以前、「育休退園」のブログにも書いたけど、千差万別の子育てに、
行政としてきめ細かく、当事者の立場でしっかりと寄り添える。
それでこそ、「子育てのまち堺」である。
現在進行形で体感している、三人目にして一番大変は育児。
その感覚を、ぜひ政策に活かしたいと思う。
堺市議会議員 ふちがみ猛志