政治をよくするのは、市民の目
選挙戦がスタートしました!
これから9日間に亘り、私や、多くの候補者が、それぞれの想いを訴えます。
どうか皆様、ぜひ多くの候補者を見てください。声に耳を傾けてください。
私を応援してくださっている方も、ぜひ、私以外の候補者にも目と耳を向けてください。
私がこの4年間につくづく実感したのは、
「政治をよくするのは、市民の目」
だということです。
市民の目が、政治に向けば向くほど、政治はよくなります。
一方で、逆もまた然りです。
市民の目が、政治から遠のけば遠のくほど、政治は劣化します。
例えばこの4年間、堺市議会では政治とカネの問題がいくつもありました。
私も百条委員会の委員を務めましたが、問題を起こした議員から共通して感じたのは、「市民は見ていないだろう」という間違った考えでした。
また、今回の堺市長の政治資金収支報告書の未記載問題においても、ずさんな会計処理が指摘されている担当者は、「見られている」「見られうる」という緊張感を持ち合わせていなかったのだと思います。
これは不祥事に限らず、日常の活動もそうです。
「見られていない」と思えば、人間はサボってしまうものです。テキトーになってしまうものです。
一方で、私自身は、街頭に立って声を掛けられること、配ったチラシの感想が寄せられることなど、そんな一つ一つで「見られている」という緊張感を持ち、それが励みになって頑張ってこられたように思います。
街頭でマイクを握るというワンシーンを捉えても、ジッとこちらを見て話を聞いている人がいると、「ちゃんと話をしなきゃ」と思うものです。
おそらく、市民の前に露出することの多い議員は、たいていそういった緊張感を持ち合わせておりますし、「市民の目」の持つ力を知っています。
選挙は、たくさんの政治家が、市民の前に露出する機会です。
ぜひマジマジと彼ら(私も含め)を見つめ、緊張感を与えてやってください(私にもください)。
選挙は、議員に緊張感を与える、そして政治をよくしていく、またとない機会なのです。
堺市議会議員ふちがみ猛志