憤懣本舗出た!
役所が恐れる(?)番組、憤懣本舗。
※正確には、番組のコーナー
それに、堺市が出た!
いや、出てもうた!
私もかねがね取り上げ続けてきた、学童保育の問題。
要は、過密やと。
厚労省が決める、面積あたりの定員。
普通、それを超えないようにするはずだが、「平均出席率でそれを超えないように」としているので、平均より出席率が高い日は、基準以上に過密になる。
これ、当たり前の話。
おかしいんちゃうか?
いつでも基準以下になるように!
というのは、去る5月議会でも訴えたところ。
堺市93の小学校に放課後学童クラブがあるが、
・過密の問題を抱えている
・今後も児童数が増える見込み
・保育スペースの増設が困難
というところは、報道された百舌鳥小を含め、わずか。
そこには校舎の改築や、周辺の公共に近いスペースの活用を模索するなど、集中的な対応が必要。
保育所の問題に比べ、「この校区の子どもはここの学童に」と決まっているから、問題のある学童もハッキリしている。
よって、集中的な投資もしやすいはず。
そもそも、保育所に比べ、学童保育は整備が遅れている。
整備というか、あまり注目すらされていない。
「待機児童」と言えば、ほとんどの人が、学童保育でなく、保育所をイメージするはず。
でも、例えば堺市では、学童保育の待機児童の方が、保育所よりもはるかに多い。
どうしても注目度が低い学童保育。
こうした報道が、市民、議員、行政職員にとって注目するきっかけに、できるものなるば、予算がしっかりつくきっかけになればと思う。
担当課の職員さんにしてみれば、
「堺市だけちゃうで!」
「堺市でも一部やで!」
とか、言いたいこともあるだろうけど、そこに通ってる子どもにしてみれば、「そこがすべて」。
1/93ではなく、1/1。
「自分のいく学童が、過密」。
ただ、それだけ。
当事者たる、その子どもの目線で何とかしよう!!!
学童保育も、学校や、保育所と同様に、子育てに不可欠な施設。
私はその認識のもと、これまでもそうだったように、これからもしっかりと、環境改善に向けて取り組みたいと思う。
堺市議会議員 ふちがみ猛志